2017-10-10 19:00 [家づくりノウハウ]
【風と光のデザイン】

 

 

今、住宅にも省エネルギー性が求められています。

「断熱性気密性に優れた住宅」というと、どちらかというと閉じるイメージがあり、専ら夏と冬の快適性を追求し、省エネの観点からは冷暖房を効率的に行い光熱費を抑えるような捉え方をされています。

 

では、1年を通してより快適で省エネな暮らし方にするにはどうすればよいのでしょうか?



■風を利用して「快適に」「省エネ」で暮らす

 

 

気密・断熱はしっかり、窓の大きさ、位置、形などに工夫を凝らしながら、春や秋は気持ちの良い風を出来るだけとり入れたり、夏の涼をとることによってより快適な生活ができること、そして、さらに省エネで生活できるようになります。

 

 

上記の設計は、せっかくとり入れた風が建物の中をストレス無く通り抜けたり、自然な換気を促すために開閉機能ランマ付ドアを採用し、ドアを開けなくても心地良い風が流れるように計画したものです。



今回取り上げた「風と光のデザイン」や、気密断熱性の高い住宅など住まいの考え方はこの数年大きく変わっています。

ただ、一方で一般の方は従来通り、間取りや設備中心に考えることが多いと思いますが、こういった新しい考え方に目を向けていただくことで、住む方の「健康」や「快適性」につながったり、「耐久性」に優れた住宅によって省エネルギーといった社会貢献にもつながることと思います。

 

住宅の計画を行うときには、参考にしてみてください。




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