2016-6-16 19:00 [家づくりノウハウ]
【プロが教える!建築工程のポイント ―基礎工事(準備編)― 】

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水盛り・遣り方

プロの立場から建築工程のポイントについてお伝えするシリーズ。  第2回のテーマは、「基礎工事」です。 建築地にて工事がスタートすると、まず初めに行う5つの作業。 コンクリート基礎を施工する為の準備となる基礎工事についてご紹介します。 ①水盛り・遣り方(みずもり・やりかた) 敷地の中に、建物が建つ位置や高さなど正確な位置を決める作業。 今後の作業の基準となる位置を決める重要な工程です。配置図を参考にして、図面通りの位置に建物が建つのかを確認します。 ②根切り(ねぎり) コンクリート基礎を施工する為に土を掘る作業。 主に建物の外周部を一段深く掘ります。この作業のポイントは深さです。 建築図面(基礎伏図)に深さや作業範囲が記載されていますので、ご自身で確認する事も可能です。 ③割栗地業(わりぐりちぎょう) 10~15cmくらいの割栗石又は砕石を根切りした地面全体に敷き詰めて、石と石の間の隙間に砂利を入れて、機械を使って突き固めていきます。 ④防湿シート 地面からの湿気が建物内部に侵入しないように基礎全体に敷設します。 ⑤捨てコンクリート 防湿シートの上に均等にコンクリートを施工します。 この捨てコンクリートの役割は2つで、ひとつは防湿シートを押さえる役割。 もうひとつは、これから施工するコンクリートを流し込む型枠を設置する位置決め(墨出し)を行う下地づくりの役割。 正確な基礎を作る為には、必ず必要な工程です。 フィアスホームでは、実際の現場の作業工程を公開しています。 実際の工程を見ることで、信頼できる基礎工事ができる会社選びをしましょう。 =>>> お近くのフィアスホームを探す

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